ゆるっと。

日々、移ろいゆく

ライター辞めんでよかった、初心忘るべからず

今日は長い文章を書くぞー!とおもってたのに意識した途端、頭のなかで考えてた文章構成がすべてバラバラにとっ散らかってしまい結果なにも書けず、本を読んでる時間のほうが長かった。


でも大切なのはなにかしら毎日書くこと。短くても、長くても。
iPhoneでも紙のノートでも、どこでもいいから書いて残すことだ。
書かなくなると手は、思考は、とたんに鈍る。

 

わたしがライターもう辞めたいんだ、と友達に相談したとき「でも書かんなったら手錆びるで」と言われ、ドキッとして心臓が縮んだ。
ライターなんて辞めたる!と言っていたのがかなり中途半端な考えだったことに気付いたからだ。


ほんとうに書けんくなったらどうすんだろ。この時猛烈な不安に襲われた。


でも現実は、依頼の仕事が途絶えることなかったので、ライターを続けられている。なんてありがたいんだろう。ライターの仕事を失ったらまたバイト生活に戻るしかない。
4年前まではニート及び低賃金フリーターだった。手に職をつけないとこのままじゃ一生変わらないじゃん!と躍起になって入ったライタースクールは、蓋を開けたら「SEO対策を学びましょう!」という内容激薄情報商材だったし。(しかも入会金38万円という貧乏人にとっては法外な価格)

 

そんなわけのわからない団体に搾取されてまで、文章を書く仕事をしたいと当初は思っていたのだった。

けれども今は東京に住んで書く仕事をしている。これってわたしの人生のなかでもぶっちぎりにヤバいこと。歴史に残るくらい。
なのに「東京で仕事をする」という脳がちぎれるくらい何度も願った夢は、叶ってしまった途端にありがたみを忘れていた。出版社に出入りしたり、ゴールデン街に入り浸るのが日常の一部になって、過去の自分はないことになっていた。


”初心忘るべからず”という言葉があるが、まさに今のわたしのためにあるような言葉だ。初心なくして今の自分はないのだから。

 

過去を思い出したら、改めて文章について勉強したいという気持ちが湧いてきた。というのも最近新しいジャンルの仕事を最近依頼されたときに、全然思うように書けなかった。自分の文章力の無さを突きつけられてこのままではアカンなと…!

この数年はライター関連の勉強を意識的に避けてたので、学び直して書く力をもっとつけていきたい。仕事の幅も広げたいし、自分の執筆も上達させたいので気合い入れ直してやってくぞ。